先日はわざわざ京都から来客がありました。
遠方から京くるほどの場所でもないのに、、と思いながらせっかく来られるとのことだったので、色々とお話させていただきました。
絞り染めのルーツは九州に多いということでわざわざ来られたそうです。
自分の少ない知識を全てお伝えできたのか不安です。。
また、来客された方は京都で絞り染めに携わっている方で、京都の絞り「辻ヶ花」のサンプルを持ってこられておりました。
甘木絞りとはまた違う雰囲気で素晴らしい絞り染めでした。
今度はこちらが京都へお伺いさせていただこうと思います。
さて、他にも来客がありまして、突然男性の方が作業場に来られました。
話を聞くと久留米で織元をやられていたそうで、閉業して生地が余っているから買い取ってくれないかと。
生地は全て生機(きばた)だったのでどのくらい縮むか試させてもらうため、サンプルをいただき早速洗濯。
パーセンテージが書いてるのは生地の縮率。
(縮率97%は洗うと100cmが97cmになるということ)
ちなみに生機とは生地を織り上げられたままの状態。
織り上がったばかりの生地は糊が付いておりバリバリゴワゴワ。
通常はその後に糊や不純物を取り除き、漂白、染色や手触りをよくする加工を行って生地として販売されます。
なので生機は綿のそのままの色(生成色)をしており、生地を織る際に混入した糸(茶色い粒々のような部分)があったりとまさに「生」の状態です。
あえてこの生機の生地を使用するのも面白いと思い新しい商品に使用してみることにしました。
カッコよくいうとメイドインジャパンのデッドストック生地になります。
出来上がりましたらまたお伝えしますので、乞うご期待。
Tweet
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 12月 | ||||||
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |